フィッシング詐欺の対策と言えばメールのリンクを迂闊にクリックしないなど幾つかありますが、本物の公式サイトに酷似したものも見られ、簡単に判別出来ない状態もあります。そこで効果的だと思われる対策法を2点、ご紹介します。
なお、筆者は一度もインターネット上で個人情報を盗まれるなど、現在のところ被害に遭ったことはありません。ESETを入れているので、基本的にはそういったリンクやサイトなどが表示すらされないと考えられます。このウィルス対策ソフトは未知のウィルスに対しても有効なため、安全性が高いと言えます。
あえて一度パスワードを間違える
フィッシング詐欺の目的は、主にクレジットカードの番号やパスワードなどの個人情報を盗むことにあります。ということは、当然ながら相手はパスワードを知らないと考えられます。なのでそのパスワードが正しいものかを判断することが出来るのは正式な取引相手だけになります。
つまり、一度あえて間違ったパスワードを入力し、そのサイトの反応を見れば詐欺で無いかを見分けられる可能性が高いと言えるでしょう。
ブックマークを付ける
公式サイトはブックマークで保存しておくのが確実です。アドレスを直接入力する方法もありますが、多くの場合面倒ですし、巧妙なサイトだとアドレスが一文字だけ違うケースもあるため、間違って入力して逆効果になりかねません。
一度、間違いない公式サイトをブックマークして、以降はそこからアクセスすると簡単かつ確実です。ただし、サイト自体が改ざんされていた場合はどうしようもありません。その対策としては、細かい注意書き文章を確認したり、サイトの仕上がりを見ます。公式サイトは往々にして専門家が作成して、手が込んでいるので一見してデザインが凝っていたり、例えば利用規約など細かい部分まで書かれているものは信頼出来る材料の一つとなります。
それでもサイトを完全コピー出来る事例もあったので、やはり対策ソフトは必要でしょう。
対策ソフト選びは慎重に
ウィルス対策ソフトはどれでも良いわけではありません。新種に対しての有効性も重要です。筆者が利用しているESETは第三者機関からの評価も高く、バランスが取れています。ただ、環境に依りますが筆者のパソコンではアップデート時に重くなることがあります。
5年以上もフィッシング詐欺などトラブルとは無縁で、スマートフォンでも利用出来るので試す価値のある商品です。もちろん絶対的に防げるものなど存在しないので、インターネットを慎重に行うのは鉄則です。