IP電話アプリのメリット・デメリット

IP電話アプリとはインターネット回線を利用して通話が可能なサービスです。格安SIMが有名になったことによって、これらのサービスが推奨されていることがあります。そこで「050 plus」と「SMARTalk」の利用経験がある筆者が、メリットとデメリットを紹介します。

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用途

これらのアプリはスマホにインストールして利用しますが、以前の携帯電話で通話料金が高額だった時期にその必要性は大きかったように思います。現在では大手3社で通話料金定額プランが提供されていますので、現在において用途は限定的でしょう。

メリット

一番のメリットは料金が安く済むということです。基本料金は無料か300円程度なので、ほとんど通話をしない方は格安SIMを使うことによって、月々の出費をかなり節約することが出来ます。

デメリット

ここが重要なところです。既述のような方法だと確かに節約出来て多くのサイトで推奨されていますが、重大な欠点があります。

それは通話品質の問題です。インターネット回線を使うので、その品質は電波の状況に強く影響を受けます。筆者の検証した環境は、Wi-Fiルーターで通話前に速度計測をして5Mbpsくらいでした。3Mbps程度の速度があれば動画も快適に観れると云われていますので、十分な速度です。なお、相手は固定電話です。

050 plusでは途切れ途切れで論外な使用感だったので、月額基本料金の価値すらも見いだせずにすぐに解約しました。

一方、SMARTalkはキャリアの通話回線の品質に割と近く、そこまで大きな問題はありませんでした。しかししばらく利用していると、声がほとんど聞こえない、小さい、切断することがありました。そして最も問題なのが、こちらは相手の音声が聞こえるのに、相手はこちらの音声が全く聞こえない時がある、ということです。

何が問題かと言うと、相手が通話品質を指摘出来るような関係では無い場合が深刻になります。つまり相手が指摘しない限り、相手が不快な思いをしていることに気付くことさえ出来ないのです。

5Mbpsも速度が出て、動画も途切れることなく視聴出来てインターネット閲覧も問題無いにもかかわらずこの結果なので、格安SIMだともっと深刻な可能性もあります。

まとめ

評判も良く、この利用方法が推奨されている記事が散見されますが、相手のことを考えたら使わない方が賢明です。使う時でも、代替手段は必須と言えます。

また、通話先にもよりますが多くの場合で数時間も話せばキャリアの定額プランの方が安くなります。これも念頭に置きながら利用する必要があります。

現在はキャリアの通話回線では、よほど山奥にでも行かない限りは品質に問題が生じるケースは稀だと思います。しかしIP電話アプリを使うと、これが日常で起こる危険性が出てくるのです。筆者の経験から、これ一つに絞るのは得策とは言えません。今回は相手が通話品質を確認出来る関係だったので気付けましたが、例えば親密では無い意中の人と話すなどして「もう電話したくない」と思われて悪い印象を与えかねません。もちろんインターネット回線の上り、下りのスピードなど環境に左右されますが、いずれにしてもそういった音質のリスクを理解した上で使うべきサービスでしょう。

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