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Adblock Plusを使って分かる落とし穴

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GoogleのChromeブラウザで、有名なプラグイン(拡張機能)の一つに「Adblock Plus」がありますが、これには意外な落とし穴が存在します。

概要

Adblock Plusはサイトにあるバナー広告などを非表示にするプラグインとして利用者が多いもので、筆者も実際に使用しています。便利なのですが、しばらく使っていると重要なことに気付きました。それは”広告以外もブロックする”ということです。

ボタンが消える!?

筆者が利用している「ADPRESSO」のサイトの管理画面において「広告管理」というボタンが一瞬(コンマ何秒)だけ表示されて、すぐに消滅してしまう事象がありました。本当に一瞬だけなので、そこを選択することは出来ません。不思議に思い色々と原因を探っていたところ、当該プラグインを「このサイトで無効」にしたところ解決しました。

ADPRESSOに問い合わせたところ、似たプラグインでも同様の現象が確認されているそうです。

このボタンが上に配置されていたから確認出来ましたが、ページの下部にあれば表示されずにその存在すら確認することが出来ないでしょう。つまり単にサイトを閲覧しているだけだと、表示されないボタンがあるかもしれない、ということです。筆者の例で言えば7つある選択可能なリンク先のうち、1つだけ消えていたので素人には規則性の理解が難しいところです。

もしページの最後の方で「はい・いいえ」というボタンがあり、その”いいえ”だけが消える可能性もあるのではないかと思います。

また、ボタンが表示されていてもそれを押せないことはよくあります。押しても何の変化も無く、サイトの不具合かと考えてしまいますが、多くの場合は当該プラグインを無効にすると正常に戻ります。

まとめ

このプラグインは便利ですが既述のようなケースが考えられるので、万が一ボタンが消えていたとしても”そこにボタンがあった”とサイトの構成を見て推測出来ない方は利用を避けるべきかもしれません。広告だけ消せれば優秀なのですが、それ以外も非表示にする可能性も考慮して利用した方が良いプラグインであると言えます。

細かいところまで不備を認識できないと、正直なところサイトのどこが消えているかも分からないので、不完全な情報になっていることもあり得ます。それを承知した上で利用した方が良いプラグインで、安易に有効にせず諸刃の剣であると解釈した方が間違いはないでしょう。

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