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イー・モバイルの帯域制限の実際のところ。

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イー・モバイル(現ワイモバイル)を購入するにあたり、帯域制限後の速度は実際どの程度なのか?ということは重要なことだと思うし、そういった質問をよく見かけるので、イー・モバイルのデータ通信端末を4年以上使用している筆者が、体感を交えて解説したいと思います。
現在使用している端末はGL06Pで、イー・モバイルのLTEのみです。
※機種によって仕様が異なります。

月の制限はどんなもの?

まず月の帯域制限である、10GBですが(機種に依る差があり)、こちらの超過目安としてアニメ基準で恐縮ですが高画質動画の30分で約300MB、普通画質で100~200MBといったところです。これが1ヶ月換算ですので、動画をよく観る人やダウンロードなど通信を頻繁にする人はすぐに到達することでしょう。
制限後の速度ですが、イー・モバイルの場合は公表されておらず、カスタマーセンターでも教えてもらえませんでした。
ちなみに月の制限後の速度も、日の制限の場合と同様に考えてもらって構いません。との回答でした。
一般的には128Kbpsが多いようです。

1日の制限は?

次に1日の制限ですが366MB超過で当日の21時から翌日2時まで遅くなります(こちらも機種に依る差があり)。
ちなみに月・日の制限のどちらにも言えますが、ソフトバンクの回線を使うようになったお陰で、非常に面倒なシステムになっております(笑)。
以前であれば月の制限はなし、日は366MBで制限がかかるというシンプルなものでした。
つくづく思いますが、通信業界はもっと分かりやすくシンプルに料金プランを作れないのだろうか。
消費者を混乱させて、不要な料金を支払わせるための戦略ではないか?と思えるほど、比較するのも面倒なシステムになっていると思う。

それはいいとして、実はあまり知られていないことがあって、イー・モバイルでは帯域制限がかからないことがあるのです!
ほんと~?って思われるかもしれませんが、1日に5GB以上使用した日の21時以降でも、実測で日中と変わらない速度が出ていました(ちなみに7Mbps程度)。
使用している感覚として、回線が混雑していない時は制限をかけていない様です。
その辺は柔軟に対応しているのかな、と感じています。

制限後は?

そして制限後の速度についてですが、0.2~0.8Mbps程度かな~と思います。
けっこう幅があるので、1Mbps出ている時もあるのですが、恐らく他社の帯域制限制度よりも速度は出ると思います。(ドコモでも制限かけてみたことがあるので)
それでこの速度で何が出来るか?ということですが、実際のところ高画質の動画さえ観なければ大抵のことは出来ます。
低画質のアニメも割と観れます。細かい文字は見えませんが。
一般サイトの閲覧でもそこまで問題は無く、動画や画像の少ない、重くないサイトであれば恐らく制限の有無はあまり気にならないでしょう。
ただ、動画の埋め込まれたページなどは表示に数十秒かかることもあるので、その辺は差を感じます。
やはり問題となるのは動画を観る時だと思いますが、バッファリングが表示されるものだと、少し待てば観れるので時間を有効に使えると思います。
※もちろん7Mbps程度と比較すれば圧倒的に違います。

で、結局のところは?

結論としては、動画は21時前に観ましょうっ!と言えます。
ただ動画をあまり観ない人は制限もかからないでしょうし、気にする必要もないでしょう。
しかし現在の主流はどう考えてもオンライン配信、大容量コンテンツだと思います。
いつ制限に到達するかというのは将来的なことも考慮すると、固定回線が可能なら光、もしくはWiMAXを選択肢にした方が賢明かな~と。
ちなみに現状だと、WiMAXもいつ制限がかかるようになるか分かりません。2年くらいはとりあえず大丈夫かな、という感じ。

ということで、変革期にあるイー・モバイルの、今後購入を検討する際の参考にして頂ければ幸いでっす!
※なお、効果には個人差があります。笑 →あくまで目安なので、インターネットで色々調べていると制限がかかって使い物にならない、という記事もあるので、環境の依るのかも・・・。
※また、当該会社では”帯域制御”という言葉を用いていますが、便宜上”帯域制限”としています。
※余談として、イー・モバイルの3G回線のみを使用した機種は月の制限はかかりません。

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