PR

auが通話定額プランの提供を開始!

記事内に広告が含まれています。

8月に開始する予定とのこと。
ドコモは既に6月からの提供が決定しており、申込がかなり多いと話題になっていました。
最初に注意点として、定額制ですが使い方に依っては定額制の方が高くなる場合があるので、通話時間や相手を考慮した上で決定した方が良いでしょう。
ちなみにこちらの定額制は、ウィルコムなどの10分以内の定額など制限のあるものではなく、固定や携帯などほとんどの相手に対して定額になります。※一部除外あり。

各社が通話定額を実施ているわけですが、筆者としては随分遅かったな~と考えています。
諸外国に比べて携帯料金が高額なのは有名な話ですが、今まではパケット通信は定額にしておいて、通話で収益を稼ごうとしていたわけです。
通話なら使った分だけ請求出来るわけですし、少し前までは携帯代が月2万円を超えるという話もよく聞かれました。
この辺りは、恐らくLINEなどのIP電話サービスが定着していって、通話による収入が減ることに危機感を抱いたのでしょう。
他社に奪われるくらいなら、少しでも多く取りたいと・・・。

根本的なこととして、各社の収益構造がおかしかったと思うのは筆者だけであろうか。
宣伝費に莫大な額を投入しているのは周知の通り。
そして少し気になるのが、現場の販売員の給与が高いこと。
これについては地域性もあるので一概には言えませんが、他の販売職と比して初任給でも結構な差があります。
料金プランを簡単にするなど、販売員の負担を軽減出来れば人件費も削減できるでしょう。
また、現場では販売奨励金のようなものがあり、機種によって販売員の貰える額に結構な開きがあるので、お客の意向を捻じ曲げてでも販売する機種を変える傾向があります。
一時期、iPhoneは収入にならないから他の機種売る、ということをしていた店舗もあります。
iPhoneが欲しいと来ているお客さんに、他の機種を買わせるために説得する、という訳の分からないことがまかり通っているのです。

結局のところ、各社は自分達の経営能力が無いツケを消費者に支払わせている、というのが実情ではないでしょうか。
無駄な支出を回収するために料金に転嫁しているのだと思う。
その表れとして各社ともまるで談合か!と思えるような料金プランになっていて、実に滑稽に感じてしまいます。

ちなみに主観で適切に思う料金は、パケット定額で3000円、通話定額で3000円程度かな、と。
もちろん端末代金は別で。←この端末代金が料金プランに実質的に組み込まれていることで、端末を購入しない人も費用を負担しているようです。
あとは有料なコンテンツの提供や、業務の効率化などで収益を上げるのが適当ではないかと考えます。

今回の定額制は歓迎すべきことですが、まだまだ改善の余地があるのではないかと思います。
他社が定額プランを導入したからそれに追随して提供、などの真似合いを繰り返すのではなく、各社とも独自の戦略で顧客を考えた経営をして頂きたいものです。

タイトルとURLをコピーしました