PR

DHAで頭は良くなりません!

記事内に広告が含まれています。

概要

DHA(ドコサヘキサエン酸)は主に青魚に豊富に含まれている成分で、一般的に脳への効果が示唆されています。その他にも含まれている食品はありますが、魚油からサプリメントが作られていることが多いです。

大半のサプリメントでは”頭が良くなる”として宣伝されていますが、本当に効果はあるのでしょうか。※直接的に”頭が良くなる”と謳うと法律に抵触する可能性があるので、間接的な表現が用いられるケースが多数です。

作用機序はサプリメントの商品説明ページをご参照頂くとして、ここでは筆者の実体験に基づいてDHAに頭を良くする効果はあるのか?ということに焦点を当てたいと思います。

検証

試した期間は10年以上。まだ今ほどにDHAが一般的では無かった頃から摂取し始め、1日100mg~1000mg程度と幅広く飲んでいました。色々と試したかったので分量に差を付けていますが、毎日500mg程度を4年くらい続けていたのが一番安定して摂取していた時期です。

こんな長期間の人体実験は珍しいのでは?というような内容ですが、結論としては”頭は良くならない”です。はっきり言って、飲んでも飲まなくても変わりません。頭の回転が速くなる?記憶力??気休めにもなりませんでした。

もちろん一過性の効果もあるかと思い、魚を多く食べた後に変化を気にかけたこともありますが、こちらも特に効果は無し。

効果が無かったのでこれ以上は感想の書きようがありません(笑)。

結論

DHAで頭は良くなりません。しかし”改善”される可能性はあると思います。認知症への効果が期待されているなど、体内に十分なDHAが存在しない場合は外部から摂取することで状態が改善されることはあるでしょう。

つまり”マイナスからゼロに出来ても、ゼロからプラスには出来ない”ということです。自分が元々持っていた能力を超えることは出来ません。すごく不足していたなら意味はありますが、摂取したからといって能力以上を発揮することは到底期待出来ません。その点、この記事が非常に参考になりました。

DHAを摂取すると頭が良くなるという認識は、ある外国人が出した「日本人の知能指数が高いのは魚を良く食べるから」という研究結果が基礎になっていると思われますが、過去の遺物でしょう。

なお、筆者は滅多に魚は食べません。一般的に云われている理論が正しいなら、DHAは不足している状態と言えるでしょう。体内で十分に合成出来るとの見解もあるので、DHAそのものの必要量を満たしていないからと言って、不足状態にあるとは言えません。もし魚からDHAを摂る→摂らないと不足して悪影響が出る。という論理が成立するなら間違いなく筆者は不足状態にあり、サプリメントで摂取すれば頭は良くなるハズです。にもかかわらず全く変化が無いのは、DHAの脳への効果を期待し過ぎている、あるいは体内合成で十分賄えている、のどちらかでしょう。

その他にも精神安定など様々な脳への効能が示唆されていますが、筆者は良くも悪くも全く効果は得られませんでした。

DHAを摂取して脳力をアップさせる期待は無駄だというのが筆者の結論で、現在では一切サプリメントは摂っていませんが、特に変わりません。

タイトルとURLをコピーしました