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ベネッセの個人情報漏えい事件に見る変なところ

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ベネッセといえば進研ゼミが有名ですが、この企業が個人情報を漏えいしていたとして大きな問題となりました。
詳細は省きますが、筆者が気になったのが漏えい先の企業であるジャストシステムについてです。
ジャストシステムといえばATOKやホームページビルダーが有名ですが、何故この企業の問題点をマスコミは指摘しないのか、というところが変に思えてなりません。
私見ではベネッセの事案について言えば、同様のことは表に出ていないだけで日本には無数にあります。
それこそ細心の注意を払ったとしても、故意にせよ意図しないことにせよ、漏えいを完全に防ぐのは至難であるでしょう。
何故、家に知らない人から電話がかかってくるか?何故、迷惑メールが来るか?
それは個人情報が流出しているからです。
昨今、話題の振り込め詐欺も個人情報が漏えいしているからこそ、成り立っている商売??です。
それは現在の日本では蔓延しているとして、問題はジャストシステム側です。
報道によれば名簿業者から個人情報を買ったとされていますが、企業が名簿を買うということに違和感を覚えるのは筆者だけだろうか。
名簿を買うとは、つまり自社に無い個人情報を入手するということ。
それを利用して勧誘を行うなど、企業の姿勢として異常だと考えないのだろうか。
振り込め詐欺と何ら変わらないと思うのだが。
奇跡的に個人情報名簿が混在してしまったのならまだ分かる。
しかしそれが叶うなら、管理体制が杜撰にも程がある。
勘ぐってしまえば、マスコミを始めとして名簿業者を利用している企業が多くあり、それがスポンサーや関連企業として利益関係にあるため、マスコミはその方向を攻められないのではないだろうか。
名簿業者が堂々と存在すること自体が大いに問題があると思うし、それを個人情報保護法で取り締まれていない以上は法律を改正する必要があるだろう。
そもそも名簿業者が存在出来るのはそれが商売として成り立っているからで、個人情報を買えない様にするべきではないか。
個人情報がお金になるのは地下で十分で、表立って売買出来る様な社会はどうかしている。
名簿業者や名簿を買っていた企業は、様々な法律を駆使して立件してもらいたいものです。

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