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中国製の期限切れ鶏肉問題

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この問題は中国の食品会社が製造した鶏肉加工食品を、マクドナルドやファミリーマートが販売していたとして報道されました。
当該製品は、報道によれば消費期限切れの鶏肉を使用していた他、製造工場での杜撰な衛生管理も問題にされました。
中国製の食品としては、冷凍餃子が汚染されていた事件辺りを契機に、中国国内での安全衛生管理は改善の傾向があったようです。
日本や欧米など先進国並みの衛生基準は設けていたが、現場にまで周知されていなかった様です。
この問題によって中国製品はやはり危ない、という風潮がありますが、実は製品によって事情が大きく変わります。
参考までに中国国内での”製品の安全性”という一般的な認識では

  1. 日本製
  2. 日本向けに製造される中国製
  3. 中国製
  4. 韓国製はそれ以下

という順番で評価されることが多い様です。
つまり今回の様な”日本向けに作られた中国製”というのは比較的安全な部類に入ります。
ただし、これは日本の資本が入っているなど日本企業が直接関わっている場合に限るでしょう。
現在、日本で流通している多くの中国製商品は、日本国内で製造した場合と比較しても、そこまで大差は無いと云われています。
というのも中国製で日本に輸入されるものの多くは、日本企業が管理していたり、指揮・監督しているからです。
今回の件では、当該商品の製造を任せきっていた様なので、日本企業の姿勢として杜撰であるといえます。
思うのは、マクドナルドやファミリーマートほどの大企業であれば、自社工場で中国製造すべきだったでしょう。
この中国企業は故意に問題の商品を製造していた様ですが、少し前には日本でも冷凍食品への農薬混入が問題となりました。
中国製品は危険だとの心配する声もありますが、船場吉兆の偽装問題など、国内でも枚挙にいとまがありません。
中国製だから危険・国産だから安全、というのは根拠に乏しいと思います。
国内企業は、商品の安全性を消費者に向けてアピールするのが今後の流れになるのではないでしょうか。

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