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医療保険の契約前に読んでおきたい一冊!

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多くの人が何かしらの生命保険や医療保険は入っていると思いますが、その契約前や見直しの際にオススメの一冊をご紹介します。
筆者は保険関係に精通しているわけではないですが、偶然読んだこの本は非常に面白い内容となっていたので、世に溢れる間違った情報を精査するためにも一読の価値はあると思います。
その本とは!

週刊東洋経済の2014年8/30号です!
便宜上AmazonのKindle版での紹介をしていますが、筆者はauブックパスで見たのでお好みの環境で良いと思います。
この本で最も印象的だったのが、多くの人が”保険契約は必要ない”という点です。
そもそも筆者がこの本を熟読した理由は保険契約に疑問を持ったからです。
既往歴(病歴)があり保険契約が出来なかったので「そもそも保険を契約する必要があるのか?」と思いました。
自動車保険は必要だと思います。
賠償額が億単位になることもあり、個人での賠償は難しいからです。
火災保険も必要だと思います。
こちらも個人で支払うには高額になることが多いでしょう。
では生命・医療保険は?
これは人によっては”そもそも不要”というケースが多いということがこの本では書かれています。

日本では国民皆保険制度により基本的には3割負担で十分な医療を受けることが出来ます。
また高額療養費制度があるため、支払いに限度額があり保険が適用される医療では月に何十万になることはありません。※額が変更されることがあるため、詳細はその時点で確認された方が良いと思われます。
にもかかわらず、保険の勧誘ではそのことは意図的に伏せていると言えます。
つまり実際には数万で済むものを、何十万や何百万かかると大袈裟に説明しているのが保険勧誘なのです。

その他に面白いと思ったのものを幾つか抜粋しますと
・保険勧誘で提示される死亡率などの数字は意図的に操作されている→つまり病気になる確率に恣意性がある
・生命・医療保険などは保険会社の取り分がかなり多く、保険料に対して割に合わない→これは保険業界の多くが高給なことからも明らか
・保険に入るより貯金した方が良い→特に養う人がいない場合など保険料に無駄遣いするよりも、貯金して万が一の場合はそれで支払った方が効率的なケースが多い
といったところでしょうか。
これを見てから保険の勧誘を受けると、保険員がいかに事実を歪曲しているかが分かると思います。

また昨今増えている”保険の無料相談”についても触れられています。
まず無料という時点で多くの費用が上乗せされていること、そして!この無料相談を受ける上で注意すべきが”保険を契約させて金になる”点です。
保険を売ることで収入になります。
つまりは大前提として”契約”ありきで、”そもそも契約の必要があるか?”という選択肢は無料相談には欠けているのです。
なので保険相談では自分にあった適切な保険を選んでくれる!と信頼したとしても、そもそも要らないから!という視点は無いので良い結果とならないことも多いでしょう。
筆者は保険市場で無料相談をしたことがありますが、まずどの保険が適しているかを紹介されて”保険が必要かどうか”には触れないのです。

ちなみに余談ですが、お金が無いという理由で診療拒否することは法律で禁止されています。

この本では保険の”無駄”について多く言及されていて、現在契約をしている人も契約を考えている人も読んでおいて損は無いでしょう。
筆者はこれを読んで改めて”生命・医療保険は無駄である”という結論に至りました。
とても分かりやすく書いてあり、執筆者が複数いるという点も多角的な検証が出来ているので評価出来ます。
日本では保険が必要なものとして定着していますが、その常識を覆す内容となっているのでオススメしたい一冊です(本記事執筆時点で300円)。

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