最近までの一般的な常識で、お風呂上がりには壁やバスタブを冷水で流し、ふき取るとカビの発生を防止出来るとされていました。
しかし先ごろ、冷水では逆効果だとする研究結果が発表されました。
それによると冷水だとカビの胞子が舞い上がり、カビの生えやすい環境が全体に広がるとのことです。
そこで45度以上、その研究者さんは少し熱い程度のお湯をかけるとカビが死滅し繁殖出来ないので効果的である、としています。
これが真実なら、今まで冷水をかけることが効果的であるということが常識となっていたお風呂掃除業界??には衝撃の事実でしょう。
冷水を勧める人を何度も見ましたし、事実筆者も実践していました。
しかし、筆者も含め効果には懐疑的だった人も多いのではないでしょうか。←冷水かけても大差なくカビ生えてたし!
詳細な内容ですと、シャワーで皮脂などが飛び散るので温水で流す→そしてカビが繁殖出来ない温度にするために冷水をかける→カビの栄養を無くすため水分をふき取る。だと思いますが、冷水をかけるのが無駄というか逆効果とのことで、よく分からなくなってきました(笑)。
個人的な見解で言えば、カビの胞子は空気中に浮遊しているので、冷水でも温水でも気休め程度に過ぎないのかなと。
最良はこまめに掃除して菌を増殖させないことと、カビの生存には水分を必要とするので換気をよくすること、でしょうか。
まぁ生える時は何をしてても生えると思うので、生えたら早い段階で石鹸とスポンジでこすれば繁殖せずに済むのかな、と思います。
ちなみに余談ですが、お風呂場やタオルでよく見かけるピンクの物体は”桃色酵母”といい、お酒などの食品にも使用されている安全な物質なので、慢性的に肺に入ると健康被害が出るお風呂のカビとは区別して考えた方が良いでしょう。
冷凍庫内でもカビが生えることですし、冷水や温水程度では人類はカビには勝てないのかもしれませんね(笑)。